カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆NY通信 

最新号が届きました。

BEIGO Watch [292] Anti-DEI   米語 Watch [292] : Anti-DEI

各位、  今日はValentine’s Day。アメリカでは、花束や愛のカードを恋人同士が交換します。ロマンチックなレストランはどこも予約でいっぱいです。日本のようにチョコレートが特別な話題になるわけではありません。3月のホワイト・デイはアメリカにはありません。日本のお菓子メーカーはビジネスが上手です。    「米語Watch」をお送りします。読んでいただいて嬉しく思います。 いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。

Anti-DEI  多様性などへの配慮方針を否定

トランプ大統領が発した数々の大統領命令 がアメリカを揺さぶっています 。 その中でも、Anti-DEI が社会に衝撃を与えています。 これは雇用や昇進に、人種・宗教・性的マイノリティー、障害者などのDEI(Diversity 、Equity、 Inclusionつまり多様性、公平性、包摂性)を配慮せず、個人のMerit (実力)だけで判断する方針に切り替えることです。 連邦政府はこれに従い、DEIを推進してきた部局を廃止し、その従業員を事実上解雇しました。  Anti-DEIは  民間会社にも大きな影響を与えています。 WalmartやStarbucksなど多くの会社が、新政権の意向を受けて、多様性のプログラムを廃止することを宣言しました。 一方、それに対してCostcoは、株主が提案したAnti-DEIを株主総会で否定しました。 Costcoの会長は、30万人にも上る従業員全てが、 お互いの違いを乗り越えて会社に受け入れられていると感じることが大事だと主張したのです。 それに対して、共和党系の州法務長官の多くは、Costcoの方針は能力よりもDEIを優先することで、それ自体が差別を招くものとして訴追の可能性を示唆しています。    新政権の動きには、DEIがアメリカの繁栄を支えてきたことを否定するとして、民主党サイドからの強い批判があります。また、生まれた時からDEIが当たり前の環境に育ってきた若者たちは、この突然の変化に戸惑っていると言われます。 今後Anti-DEIがどのように展開するのか・・・女性、マイノリティー、障害者などに広く機会を与えようしてきた、アメリカ社会の特質が大きく変わるかも知れません。 (例文)A number of other major companies have taken a similarly anti-DEI path in the last month, as President Donald Trump seeks to expand his aggressive attacks on diversity initiatives to the private sector.(msn.com) (訳)トランプ大統領が多様性推進に対する強力な攻撃を民間セクターにも拡大する中、先月、(Googleが採用した)anti-DEIと同様の方針を導入する大企業が相次ぎました。 旦 英夫 (ニューヨーク州弁護士)

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BEIGO Watch [291] Non-renewal   米語 Watch [291] : Non-renewal      各位、 早くも1月の最後の日が来ました。 ワシントンDC近郊のレーガン空港付近で、アメリカン航空の旅客機と米軍ヘリコプターが空中衝突した事故が、米国民に大きな衝撃と悲しみをもたらしています。犠牲者に哀悼の意を表するのみです。    今週の「米語Watch」をお送りします。読んでいただいて嬉しく思います。 いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。

米語Watch(朝日新聞、Asahi Weekly、週刊NY生活紙に連載中)- Non-renewal  保険会社からの更新停止    Wildfire(大火災)が、ロサンゼルス近郊に壊滅的な被害をもたらしました。事態が少し落ち着いて、今後の復興が論議される中、Non-renewalという言葉が注目されています。この「否更新」とは、保険会社が契約を次回から更新しないことを意味し、その影響が復興の大きな妨げになると危惧されています。(一方、保険料の未払いなどを理由とする現契約の解除はCancellationと言われます。)    ここ数年大きな天災がアメリカ各地を襲っています。ハワイのマウイ島の街並みが大火によって破壊されました。またフロリダではハリケーンによるFlood(洪水)で、海岸の家が軒並み浸水した他、テキサスや中西部の州では、Tornado(竜巻)が頻繁に猛威を振るいました。これらは気候変動による悪影響のほんの数例に過ぎません。    天災による被害が増える中、多くの保険会社が、リスクの高い場所に住む契約者に住宅保険のNon-renewal通知をしています。また更新されるとしても、保険料の高騰により、保険の購入が事実上不可能となる事態が多発していています。 自分の家やビジネスを保険で守れなくなることは、それ自体、人生最大の経済的リスクです。また、保険でカバーされない資産の購入に対して、銀行の融資を受けることはほぼ不可能です。    地球温暖化により、あらゆる災害がアメリカ市民を襲う今、連邦そして各州がいかに保険のNon-renewalに対処する仕組みを構築するのか・・・アメリカにおける政治・経済上の大問題となってきました。 (例文)Due to the deadly wildfires, Lara announced a one-year moratorium last week that bars insurers from issuing new cancellation or non-renewal notices. (https://ktla.com/news/california/wildfires/) (訳)先週、壊滅的な大火災の発生を理由として、(カリフォルニア州保険局長)ラーラ氏は、この先1年間、保険会社による契約解除もしくはnon-renewal 通知の新たな発行を禁じるモラトリアム(一時的停止)を発表した。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

 

☆Consumption tax(消費税)

明日は選挙日。消費税の廃止を訴える候補者にひとこと… 英国などでは、生活必需品の消費税をゼロにし、高級車などの贅沢品に高い消費税(軽減税率/累進課税)を課している。消費税ゼロ化を強調するのではなく、もっと細やかな税制について議論してほしい。国民も、アメリカのような小さな政府(税金を最低限にする代わりに、医療費などの福祉に係る費用を制限する)を目指すのか、北欧のような大きな政府(税金は多額だが、医療費や教育費をゼロにする)を目指すのか、原点に戻って考えるべきだと思う。政府を信頼できないから、税金を最小限にしたい気持ちになるが….🤔

Tomorrow is election day. I would like to say a few words to candidates advocating for the abolition of the consumption tax. In countries like the UK, they have zero consumption tax on essential goods, while imposing high taxes on luxury items such as high-end cars. Instead of emphasizing the elimination of the consumption tax, I would like to see more discussion on a nuanced tax system. Citizens should also consider whether they aim for a smaller government like in the United States (where taxes are kept to a minimum but expenses on welfare services like healthcare are limited) or a larger government like in the Nordic countries (where taxes are high, but healthcare and education costs are effectively zero). I think it’s important to return to the basics and reflect on this. While I understand the desire to minimize taxes due to distrust in the government…

☆NY通信. Coffee Badging

NY通信、最新号が届きました。

米語 Watch [283] : Coffee Badging      各位、 今、日本を旅行中です。北海道で温泉と海の幸を楽しむことができました。仙台では、美味しい牛タンを食べました。日本は何でも美味しくていいですね。  今週の「米語Watch」をお送りします。読んでいただいて嬉しく思います。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。米語Watch(朝日新聞、Asahi Weekly、週刊NY生活紙に連載中)-

Coffee Badging ちょこっと出社の証拠  パンデミックの間、アメリカの多くの会社でWFH (Work From Home) つまり家で働くリモート勤務を認めました。 しかし、パンデミックが落ち着くとともに、オフィス勤務を原則とする企業が増えてきました。 その動きに反発する社員がCoffee Badgingをしているという記事をよく見ます。Coffee Badgingという表現は、会社に少しだけ顔を出した後、すぐに帰宅して働くということを意味します。 Coffeeとは職場で短時間、仲間と会ったり仕事をすることを象徴した表現、そしてBadging とは、バッヂを人事管理の端末にかざして出社記録を残すこと。つまり、コーヒー一杯の時間で出社の証拠とするというわけです。  今、多くの会社では、ハイブリッド勤務という形で、会社と自宅勤務の組み合わせを認めています。 しかし、通勤をせず家で仕事をすることに慣れた社員には、 会社で一日中働くことが大きな負担なのかも知れません。 小さい子供や年老いた親を家で見ながら働くことが習慣になった人もいるでしょう。また、通勤に時間をかけるより、自宅勤務の方が良い仕事を効率的にこなせると考える人もいるでしょう。  一方、面と向かって色々談義することが職場の人間関係や仕事の質を上げるという伝統的な考えがあります。しかし、若い人々はVirtual Watercooler(オンライン井戸端会議)という言葉を使って、対面でなくてもオンラインで十分に話はできると言います。Coffee Badgingにせよ、Virtual Watercoolerにせよ、新しいスラングを見ると、社員の働き方を管理する側には難しい時代がきたと感じざるをえません。 (例文)Coffee badging is the practice of going into the office for a few hours to “show face,” which could entail coffee with co-workers or sitting in on a work meeting — but then leaving to work remotely. (CNBC)  (訳)Coffee badgingとは数時間だけ「顔見せ」のために出社することで、同僚とコーヒーを飲んだり、ちょこっと会議には出ますが、その後退社してリモートで働くのです。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士) PS (ニューヨーク近郊の皆さま) 拙著「米語ウオッチ」についてのトーク&サイン会を 11月8日(金)の午後5時半からNY紀伊國屋で行います。お時間があれば、お越しください。

☆Time Tested Beauty Tips

オードリー・ヘップバーンが、亡くなる数日前に息子たちに読んで聞かせたという詩が素晴らしいです。

『時を越えた美しさの秘密』

“Time Tested Beauty Tips” ―Sam Leveson

魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
For attractive lips, speak words of kindness.

愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
For lovely eyes, seek out the good in people.

スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
For a slim figure, share your food with the hungry.

豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。
For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.

美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。
For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone …

物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、
People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,

何度でも再出発することができます。
reclaimed and redeemed and redeemed …

誰も決して見捨ててはいけません。
Never throw out anybody.

人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。
Remember, if you ever need a helping hand,
you’ll find one at the end of your arm.

年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
As you grow older you will discover that you have two hands.

ひとつの手は、自分自身を助けるため、
もうひとつの手は他者を助けるために。
One for helping yourself, the other for helping others.

女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、
The beauty of a woman is not in the clothes she wears,

その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。
the figure that she carries, or the way she combs her hair.

女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
The beauty of a woman must be seen from in her eyes,

そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。
because that is the doorway to her heart,

女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、
The beauty of a woman is not in a facial mole,

その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
but true beauty in a woman is reflected in her soul.

それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、
It is the caring that she lovingly gives, the passion that she shows,

その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。
and the beauty of a woman with passing years only grows!

☆腑に落ちない…

腑に落ちない……

“神様は、背負い切れない十字架を与えない”
最近、地震/戦争/障害のニュースを聞くたびに、このメッセージがきつく感じられ、腑に落ちません😰

“God doesn’t give us more than we can handle. “
Whenever I hear about the unimaginable hardship of those who suffer from earthquakes/wars/disabilities, it is hard for me to accept/use these words. Overwhelmed by many tragic stories, I am wondering if God really exists. I sincerely hope our prayers will be heard.

☆一難去って、また一難…

一難去って、また一難….  コンピュータのサーバーの切り替え問題が落ち着きホッとしていた矢先に、今度は、ウイルス問題が発生し、しばらく、コンピュータが使えなくなってしまい、技術問題の解決に追われていました。ハッカーやウイルス問題に直面するたびに、どんなに技術が進歩しても、人間の資質が向上していない事(悪化しているのかも)に憤りを感じます。技術教育のみならず、倫理教育も強化されなければと痛感する今日このごろです。

Whenever I encounter computer problems caused by hackers and/or viruses, I realize that the advancement of technology does not necessarily imply the same for human beings. On the contrary, criminal activity is increasingly malicious and complex. I think we need to attach more importance to ethical education and make the world a better place to live in.

☆NY通信 “Trump’s Indictment”

最新号が届きました!
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BEIGO Watch [248] Trump’s Indictment 米語 Watch [248] : Trump’s Indictment    
各位、  日本にお住まいの皆様は桜の季節を堪能されたことでしょうね。ニューヨークでは遅咲きの八重桜が咲きつつあります。  昨日はイースター(復活祭)の日でした。Happy Easter!というあいさつが一日中、聞かれました。多くのアメリカ人にとって、とても大事な日です。   「米語Watch」をお送りします。読んでいただいて嬉しく思います。いつでも、楽しいメッセージをお寄せください。(ニューヨーク近郊の皆さんへ)4月27日(木)2時から3時半まで「米国の今を映す米語Watch」と題して、最近取り上げた米語と米社会について皆でお話する会を開きます。どなたでも参加できます。申し込みはJAA日系人会事務局 212−840−6942 またはinfo@jaany.org。 会場の日系人会は49 West 45th Street, 5th floor, NYCにあります。 

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Trump’s Indictment トランプ氏起訴  アメリカのニュースはトランプ元大統領のIndictment(起訴)を連日、伝えています。容疑の中心は不倫の相手に対する口止め料の支払いですが、これに関する経理・税務上の不正および選挙関連法の違反がFelony(重罪)とされています。Indictmentは刑事手続きの始まりを意味するだけで、Conviction(有罪)ということではありません。この機会に通常の刑事手続に関する米語をおさらいしましょう。  先ず、市民で構成されるGrand Jury(大陪審)が、Prosecutor(検察官)の提示する証拠をもとに、被告人を起訴するだけのProbable Cause (相当な理由)があるかを吟味し、多数決でIndictするかを決定します。起訴された人は逮捕され、Arraignment(罪状認否)という手続きで、裁判官の前で検察官から容疑の中身を知らされ、そこで、その容疑を肯定または否定します。トランプ氏はこのArraignmentで34件に至る重罪を示されましたが、全てに”Not Guilty”と容疑を否認しました。裁判官はこの段階で、容疑者を拘束するか、Bail(保釈金)を払わせて保釈するかを決めますが、トランプ氏は保釈金なしで解放されました。  この後、弁護側から裁判所へPre-trial Motions(公判前申し立て)の提起や、当事者間でPlea Bargain (司法取引)の交渉がなされます。この過程で、裁判官によるDismissal(公訴棄却)または司法取引の成立がなければ、最終的にTrial (公判)に進みます。トランプ氏はすでに司法取引には応じず、裁判官に公訴棄却を要求すると言明しています。公判において検察と弁護側が証拠・証人を駆使する弁論の後、陪審(上の大陪審と区別するため小陪審Petit Juryともいう)が、検察の立証はBeyond a Reasonable Doubt(合理的な疑いの余地がない)であると全員一致で判断すれば、有罪が決定されます。  トランプ氏をめぐっては、この案件に加え、3つの事案で訴追される可能性があります。つまり、January 6と略称される国会議事堂襲撃、ジョージア州での先の大統領選への不当介入、Classified Documents(機密書類)の不正な扱い。これらの事案の成り行きが、来年の大統領選にすでに出馬を宣言している同氏の選挙活動にどう影響するのか、全米が注視しています。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

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日本でも関心が集まっていますね!
Indictment… 発音に気をつけましょう。
発音: indáitmənt、(インダイトゥメント。インディクトメントでは、ありません。発音テストの必須語です(^^)

☆春来たり…

武力や暴力で人の心や信条を、決して変える事ができない事を、歴史から、何度も学びました。 ベトナム戦争中、米国は、”枯葉剤”を使っても、ベトナムの人たちの信条を変える事はできませんでした。強硬な攻撃を続ける米国政府に対し、国内では、市民による反戦活動/反戦歌が広がり、戦争の終結に繋がりました。ロシアにも、反戦活動(兵士の母親達、アーティスト達などが結束し)が広まってほしいと、願わずにはおれません。政府のプロパガンダに洗脳されていない国民もいる事を信じたいです。 

ウクライナとロシアに平和な春が訪れますように! 一日も早く…..

History teaches us that we can never change people’s minds and convictions by employing arms no matter how advanced and sophisticated they may be. During the Vietnam war, for example, the US government failed to conquer the Vietnamese people even with the application of “Agent Orange (defoliant).” Rather, it was America’s citizen anti-war movements that expedited the end of the war. Many anti-war songs emerged loudly (and quietly) saying “NO!” to war. Today I hope that a similar movement will come to Russia, perhaps organized by mothers of young soldiers, artists…. Am I too idealistic in believing that there are some Russians not-brainwashed by the relentless propaganda? I sincerely hope that a peaceful spring will arrive in Ukraine and Russia, the sooner the better.

☆2022年の単語 “gaslighting”

先日、Sam先生のクラスで、”gaslighting”という単語について学びました。調べてみると英語辞書Merriam-Webster Websterで2022年の単語一位に選ばれたとの事。
ロシア/中国政府が、事実と異なる情報で”gaslighting”しているとして、よく使われるようになったそうです。
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https://www.junglecity.com/news/merriam-webster-word-of-the-year-2022/?fbclid=IwAR2VYEdNRQkN4RrcPvOy-0_GiPzxyrmHvUWX0z_e3AL4U21Qu08q6w_wUuk