カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆I’m always on your side.

先日、とてもお元気だったお母様が急逝され, しばらく引きこもりがちになっていたという友人とランチしました…. “どんな事があっても、いつも、いつも応援してくれた大きな味方がいなくなっちゃった…” 涙がとまらなくなりました。  心に強く響きました…

“味方する” 調べてみました。
https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/7797/

☆Never give up

学会に提出する研究論文の査読で何度も校正が入り、英文アブストラクトも何度か書き直さなくてはならなくなり、ちょっとめげそうになっていた生徒さんのお手伝い… ”こうなったら、人生七転び八起き。とことん付き合うから、どんな事があっても、絶対に途中であきらめたらだめだよ!”と、激励する私なのでした。と、自分にも言い聞かせています(^^)

“Give up”について、興味深い投稿をみつけました。
https://sendai-eigo.com/nagamachi-eikaiwa/give/

☆I feel sorry for you(かわいそうに)

かわいそう…
先日、母の高齢者施設のレストランで、2人の入居者の方の会話がチラッと耳に入りました。足を悪くされ、なかなか歩けなくなったAさんに、Bさんが、思わず、”あらー かわいそう! 大丈夫?”と、一言。 Aさんが、”まあ、失礼な。”と、ピシャリ。 Bさんは、キョトンとされていましたが、すかさず、あやまり、大人の対応をされていました。 Bさんの言い方は、客観的には、親しさからくるトーンだったのですが、たしかに、”かわいそう!”と、いう言葉は、上から目線の発言で注意しなければならないと肝に銘じました。と、はいえ、ちょっとザワザワした現場にいながら、何も状況かわかっていない母がかわいそうになり状況を説明する私なのでした…(^^)

英語では、”I feel sorry for you”が、よく使われています。
調べてみました…
“例えば、友人から「Johnさん、仕事をクビになったらしいよ」という話を聞いたとします。そんな場合の「かわいそう」は、こんな言い回しで表せます。
【1】I feel sorry for him.(=(彼が)かわいそうに)
“feel sorry for 〜” で「〜をかわいそうに思う」という意味になります。
ただし、これは第三者のことを「かわいそうに思う」という場合によく使われます。本人を目の前にしているときに “I’m sorry for you.” と言うと、少し偉そうな感じに受け取られる可能性があるのであまりおすすめしません。
代わりによく使われるのが
【2】I’m sorry to hear that. (=かわいそうに)
仕事をクビになったと “本人から直接話を聞いたとき” には、“I’m sorry to hear that.” がしっくりきます。
“poor” を使って表す「かわいそうに」2選
“poor” といえば「貧しい」という意味を真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、実は「かわいそう」「気の毒な」を表す場合にも使われます。
例えば、友だちに「Johnさん、風邪で1週間寝込んでたみたいよ」と聞いたとき、第三者に対して使う「かわいそう」は次のように表現します。
【3】Poor John.(=かわいそうなジョンさん)
他にも、「風邪で1週間寝込んでいたんだよ」と本人から直接聞いたときに「かわいそうに」と言う場合には、
【4】Oh, poor thing! / Oh, you poor thing!(=かわいそうに)
このように “poor thing” で表すことがよくあります。
“That’s 〜” を使って表す「残念だね」2選

「かわいそう」の直訳ではありませんが「残念だね」のニュアンスで「かわいそう」を表すフレーズに、“That’s 〜” を使ったものがあります。
【5】That’s too bad.(=それはお気の毒に)
これは「かわいそう」のニュアンスがあるとはいえ、“sorry” や “poor” を使った表現よりも感情的な度合いは低く、「休日なのに仕事で遊びに行けなくなってしまった」のような “残念感” を含んだ「ちょっとしたかわいそう」に使われることの多い表現です。
【6】That’s sad.(=それは悲しいね)
とってもシンプルな表現ですが、こちらも会話の中でよく使われます。「それは悲しいね」という直訳どおり、相手の気持ちを察して「悲しいね」と同調する場合に使われます。
例えば、友だちから「腕を骨折しちゃって大好きなゴルフができないんだ」と聞いたときには、“I’m sorry to hear that.” ほど重すぎない “Oh, that’s sad.” という表現がしっくりきます。
同情するときに使われる英語フレーズ2選

定番の表現以外にも、相手に同情するときに役立つフレーズがあります。
例えば、誰かの苦労話や辛い話を聞いたときに「それは大変でしたね……」と言いますよね。それを英語で表現してみましょう。
【7】It must have been hard/tough (for you).(=それは大変だったに違いない)
直訳すると「それは大変だったに違いない」ですが、相手に同情するときのフレーズとしてよく使われます。
また、話の内容が過去のことではなく現在の場合には、
【8】It must be hard/tough (for you).(=それは大変ですね)
と表現されます。
誰かが亡くなったときの表現

英語でどんな言葉をかけたらいいのか悩むシーンのひとつが、誰かが亡くなったときではないでしょうか。
日本語には「ご愁傷様でした」という決まった言い回しがありますが、英語にもよく使われるフレーズがいくつかあります。
まず覚えたいのは、「お悔やみ」という意味の “condolences” という単語を使った表現です。
【9】I’m very sorry to hear of your loss. Please accept my condolences.(=ご訃報に接し、まことに残念でなりません。お悔やみ申し上げます)
お悔やみの言葉として使う “condolence” には必ず複数の “s” が付きます。忘れがちですので気をつけるようにしましょう。
そして、“loss(喪失・遺失)” という単語も、誰かを亡くしたときにかける言葉としてよく使われます。
【10】I’m so sorry for your loss.(=お悔やみ申し上げます)”

https://eikaiwa.dmm.com/blog/expressions/expression/thats-too-bad/

☆Raison d’Etre 生きがい

東北大震災から10年…
家族を亡くし、想像を絶する経験をされた方々の特別番組を見ながら、いつも、涙がとまらなくなります… 素晴らしい家族愛の話に感動します。  ”自分が死ねばよかった”と自責の念に駆られていた生存者の方が、”自分が生きている事を喜んでくれている人がいる限りがんばらねばならないと思えるようになった”との、一言が胸に響きました。 震災で、かけがえのないもの、“生きがい”を亡くされた方々のため、あたたかい社会を築いていかなければならない、ささやかながらも何かできる事はないか… と、自問しています。

10 years have passed since the great earthquake/tsunami hit the Tohoku region. Whenever I watch documentary programs on TV about those who lost beloved family, I’m always overwhelmed to tears by the depth of love held among survivors for each other and for those lost to the tragedy. A message from one of the survivors who lost his entire family was particularly touching: “I always thought I should have died with them. But now, I have come to think that I need to live as long as I can and do something for those who had a similar experience.” It is important to create a society which can alleviate the unimaginable pain of those who lost the most important thing, the “raison d’etre” , of their life.

推薦図書
生きがいについて/神谷美恵子著
学生時代に読み、かなり影響を受けました。 また、読みたくなり… 学生時代とはまた違った深さで感動しました。 “人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。” 素晴らしい作品です。
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☆NY通信

NY通信、最新号が届きました!

米語 Watch [198] : Blursday  
-米語Watch(週刊NY生活紙、朝日Weekly紙に連載中)- 

Blursday 何曜日?  アメリカ人との電話の途中で、今日何曜だったっけと聞いたら、少し間をおいてBlursdayと返ってきました。Blurは、ぼんやりさせるという意味で、Blursdayは曜日の感覚があやふやになった日という流行語。(Thursdayと韻を踏んでいますね。) 今、多くの人がWFH(Work from Homeー自宅勤務)で、週日と週末の境がはっきりせず、曜日の感覚そのものも怪しくなっていることの現れです。 元々Blursdayは、二日酔いで頭がクラクラしている日を意味したようですが、今では意味がすっかり変わってしまいました。  Blursdayに陥るのは精神的に悪いと、対処法がいろいろ提案されています。まず、WFHの1日の時間割を作ること、そして1週間の新しいルーチンを決めること。 月曜は友達にご機嫌伺いの電話、火曜は近所でイタリアンのテークアウト、水曜はリモートのヨガ・・・週末が一番大事で、土曜は遠くの海までドライブ、日曜は特選オムレツでブランチ・・・等々。  もっとも、Blursdayを罪悪感を持たずにエンジョイしなさいという専門家の意見もあります。特に、いつも超多忙な日々を送って来た人には、たまには時間の流れにボーッと身を任せるのもいいと。 なるほど! (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆NY通信

最新号が届きました!

BEIGO Watch [197] : Vaccine Hesitancy 米語 Watch [197] : Vaccine Hesitancy  各位、  マンハッタンでコロナのワクチン2回目を受けました。翌日に軽いだるさを覚えた以外、副反応はありません。来週くらいから、色々な活動を再開したいと思っています。    米語Watchをお送りします。 

Vaccine Hesitancy ワクチンへのためらい  日本でも新型コロナに対する切り札として、ワクチン接種が始まりました。 先行するアメリカでは、接種を希望する人が多すぎて予約できない状況が続く一方で、Vaccine Hesitancy(ワクチンへのためらい)現象が問題になっています。  元々、アメリカにはAnti-vaxxerと称されるカルト的なワクチン反対論者がいます。彼らは、様々なワクチンは自閉症などの原因となるという、科学的根拠がない説を信じています。 加えて、今回ウイルスの遺伝情報を使った新しい「mRNAワクチン」が、未曾有のスピードで開発されたゆえに、安全性に不安を覚え、ためらう人々がいるのでしょう。 特に黒人の間で、Vaccine Hesitancyは顕著だと言われます。 過去に非倫理的な人体実験の対象になったり、現在でも十分な医学の恩恵を受けられない黒人層の一部には、新ワクチンには強い不信感があると調査は示しています。  ワクチンには一人ひとりの健康を確保するだけではなく、社会全体が集団免疫(Herd Immunity)を得るという効果があります。集団免疫を達成するには、人口の7割以上が感染またはワクチン接種することが必要と言われており、Vaccine Hesitancyは大きな問題です。 ワクチンを皆が容易に受けられる仕組みを整えると同時に、安全性を確立しVaccine Hesitancyを軽減することが、対策の重要な柱であると言えるでしょう。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆Heartwarming stories…

Ian先生が心あたたまるお話をFacebookにアップされていました。とても感動しました!シェアさせていただきます。

Such a beautiful story!

An old man meets a young man who asks:
“Do you remember me?”
And the old man says no. Then the young man tells him he was his student, And the teacher asks:
“What do you do, what do you do in life?”
The young man answers:
“Well, I became a teacher.”
“ah, how good, like me?” Asks the old man.
“Well, yes. In fact, I became a teacher because you inspired me to be like you.”
The old man, curious, asks the young man at what time he decided to become a teacher. And the young man tells him the following story:
“One day, a friend of mine, also a student, came in with a nice new watch, and I decided I wanted it.
I stole it, I took it out of his pocket.
Shortly after, my friend noticed the his watch was missing and immediately complained to our teacher, who was you.
Then you addressed the class saying, ‘This student’s watch was stolen during classes today. Whoever stole it, please return it.’
I didn’t give it back because I didn’t want to.
You closed the door and told us all to stand up and form a circle.
You were going to search our pockets one by one until the watch was found.
However, you told us to close our eyes, because you would only look for his watch if we all had our eyes closed.
We did as instructed.
You went from pocket to pocket, and when you went through my pocket, you found the watch and took it. You kept searching everyone’s pockets, and when you were done you said ‘open your eyes. We have the watch.’
You didn’t tell on me and you never mentioned the episode. You never said who stole the watch either. That day you saved my dignity forever. It was the most shameful day of my life.
But this is also the day I decided not to become a thief, a bad person, etc. You never said anything, nor did you even scold me or take me aside to give me a moral lesson.
I received your message clearly.
Thanks to you, I understood what a real educator needs to do.
Do you remember this episode, professor?
The old professor answered, ‘Yes, I remember the situation with the stolen watch, which I was looking for in everyone’s pocket. I didn’t remember you, because I also closed my eyes while looking.’
This is the essence of teaching:
If to correct you must humiliate; you don’t know how to teach ”

このエピソードを読み、日本の起業家(健康関連製品で大成功)のスピーチを思い出しました。 翻訳してみました:

A quote from a speech by a successful entrepreneur in Japan.
(A quick translation)

Raised in a single mother family, I often had to give up on what I wanted to do when I was a child. One day, my 6th grade classroom teacher assigned me the task of collecting money for a “Shugaku Ryoko”(an overnight school trip designed for 6th graders before graduating from elementary school). Each student in class was in charge of a different task for the trip. My task was to collect all the money which I then brought in a box to the teacher. I told him that the total amount was ○○○○ yen/per student times the total number of students in class minus one because I wouldn’t be able to go. The teacher said, smiling, “Good job! I knew that’s what you would say so … That’s why I chose you to do this task. Don’t worry! You can go!” as he added my portion of the fee to the box without being noticed by anyone. This is the moment when I decided to become a person like him….

心暖まるお話を集めていきたいと思います。ぜひ、お聞かせください(^^)

☆Run into/bump into

すっぴんマスク生活に慣れ……マスクをしていたら急な訪問者や町でばったり知人に会うのも怖くなくなりました。マスクのない生活に戻れるのだろうか、と、ふと、思いました(笑)

Run into/bump into(ばったり出会う)
Wearing a mask without makeup makes my life much easier. It becomes all the more enjoyable running into someone on the street without worrying about how I look.

☆NY通信

NY通信、最新号が届きました!

先日降った雪が、裏庭を真っ白に埋め尽くしています。毎日、寒い日が続くニューヨーク。 春が待ち遠しいです。  幸運なことに、コロナのワクチン1回目を受けることができました。 腕の軽い痛み以外の副反応はありません。     米語Watchをお送りします。 

-米語Watch(週刊NY生活紙、朝日ウィークリー紙に連載中)- Doomscrolling ネットで暗いニュースをずっと追うこと 昨年来、アメリカ人との会話にDoomscrollingという言葉をよく聞きます。 Doomは暗い運命・状況、Scrollは画面をクルクル移動させること、つまり ネットで悪いニュースをずっと追いかけ続ける行動を意味します。 ソーシャル・ディスタンシングで友人とは会えず、飲食店も閉まっていて、仕方なくステイホームでスマホばかり見ている。 そこに飛び込んでくるのはコロナ拡大と社会の分断に関するDoomのニュースばかり・・・やめればいいのに、つい何が起きているのか、画面をScrollしてしまう。 それが今のアメリカ人の多くです。  これが高じて、うつ病(Depression)や睡眠障害を発症する人もいるそうです。 精神に異常を来たさないためには、画面を見る時間(Screen Time)を自分で意識して大幅に減らすべきと専門家はいいます。 自分でやれないなら、そのためのDigital Detox(デジタル解毒)のプログラムがあります。そこではスマホを預け、楽しく創造的な時間を演出してもらうこともできます。  バイデン新大統領は就任演説でこう述べました。「夕べは涙のうちに過ごしても、朝には喜びの歌がある」 明けない夜はありません。 気持ちを切り替えて、Doomscrollingはやめましょう。 そして、楽しいことを考えましょう・・・自戒を込めて。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)