カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆Antibody Test

-米語Watch(週刊NY生活紙、朝日ウィークリー紙に連載中)-

Antibody Test 抗体検査

NYから今月号の”米語 Watch” (Asahi Weekly連載中)が届きました!

新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判定するテストは、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)テストと呼ばれます。これと異なり、このウイルスに罹った人がそれを克服し、体内にウイルスへの抗体(Antibody)を持つようになったかどうかを調べるテストが、Antibody Test(抗体検査)です。この検査が、今、コロナ克服のための大きな鍵の一つになってきました。

 感染から回復した患者は、Immunityつまり免疫性を獲得し、再感染(Re-infection)するリスクが低くなると考えられています。 これが確認されれば、医療関係者が、本人も周りも安心して医療現場に復帰でき、 医療の崩壊 (Collapse)を防ぐ大きな助けになります。強い免疫を持つに至った元感染者にImmunity Certificate(免疫証明書)を出すことも検討されるでしょう。

 新型コロナについての免疫性に関するデータの分析が、世界で進められており、その成果が待たれます。信頼に足るAntibody Test が1日も早く確立し、多くの人々が安心して、社会復帰を果たせますように。 感染者の数が世界で一番多くなったアメリカ。 特効薬やワクチンが承認されるまでの間、この検査の実用化が社会の正常化に大きく寄与するだろうと、期待が高まっているのです。

(旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆Unprecedented (前例がないこと)

東京オリンピックの開催が、延期され、ホッとしました。 オリンピック開催の延期は史上初(unprecedented)との事。ある意味では、特別な意味/メッセージをもったオリンピックになるのかもしれません。素晴らしいオリンピックになりますように!

The Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games have (unprecedentedly) been postponed (=put off) for another year. I feel relieved in view of the difficult circumstances amidst the ongoing threat of coronavirus. I sincerely hope that the occasion will bring people in the world closer together, adding special messages and meanings to be remembered by us all.

☆Community Spread

“Community Spread” (“米語 Watch“から引用)
NYで、とてもお世話になった友人(NY州弁護士)から、毎月タイムリーな話題 & 英語の表現/ボキャブラリー(朝日ウィークリー紙に連載中)が届きます。毎月、楽しみにしています!

“マンハッタンのレストランが閉鎖され、楽しみにしていた食事会が全てキャンセルになりました。郊外のスポーツ・ジム、室内テニスコートなども閉鎖です。 溜め込んでいた本を読む時間ができたと前向きに考えようと思いますが、友人たちとの接触が少なくなるのは寂しいことです。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?  米語Watchをお送りします。 いつもメッセージやコメントを楽しみにしています。(週刊NY生活紙、朝日ウィークリー紙に連載中)-
“Community Spread 市中感染” コロナウイルスの感染はとどまるところを知らず、アメリカでも緊急事態宣言が出されました。報道において、多用されるキーワードの一つがCommunity Spread、交通機関や商業施設など日常の生活の中でウイルスが広がる市中感染です。 初期においては、当局は感染経路を特定することで、ウイルスを抑え込むことに集中しましたが、今や各方面でのCommunity Spreadは否定しようもなく、対策は重大な局面に入りました。  Community Spreadを少しでも抑制する方策をSocial Distancing (人と人との接近抑制)と呼びます。この考えのもと、多くのイベントが中止され、店舗やレストランが閉まり、個人の間でも会合・訪問が抑制されています。 仕事でも、出社しないで家から働くことが勧められています。日本でも使われるTeleworkのことですが、ソーシャル・メディアではWork From Homeを略した、WFHという言葉をよく見ます。 Social Distancingの最たるものは、Shelter in Place Order(外出禁止命令)です。 原則として家に留まることを市民に命じるもので、カリフォルニア州北部で発令されました。 ニューヨークで発令するかどうか、まさに今議論されているようです。  これからも、コロナウイルスの感染拡大につれて新しい言葉が生まれていくことでしょう。 早く収束することを願うしかありません。” (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆File (申告する)

今年も確定申告、無事終了!
JETS Academy創立以来、友人の会計事務所にお世話になり… 毎回、”来年も存続していたらお願いしま〜す!” と、言いながら、14年… 短いような長いような….. 感謝の気持ちでいっぱいです。 まだまだ、やりたい事がいっぱい…..これからが、本番です!(^^) 真摯に、誠実に… 引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします!

——-
毎年、確定申告をする: File a tax return annually

ちなみに、“file”には、申告する、申請する、提出するなどの意味があります。
例文:
file a lawsuit(訴訟する)
file for bankruptcy(破産申請する)
file for divorce(離婚を申請する)
file charges against …(…を相手に訴訟を起こす[告発する])
file an application(申請書を提出する)
43296242-D740-4952-9DF8-ECDB464E920F

☆おばあちゃんの知恵袋 (Grandma’s Wisdom)

おばあちゃんの知恵袋…
トイレットペーパーがなくても、新聞紙をもみもみして…..は〜い、出来上がり〜!(笑)
Don’t be panicking!

The ongoing madness of people shopping for toilet paper and other daily necessities under the threat of the coronavirus reminded me of the days with my grandma. The emergence of modern style toilet papers is relatively new in Japan, let’s say around the days after World War 2, and I still remember my grandma softening some ” Chirigami” or even newspapers when we ran out of toilet paper. So, don’t be panicking! We can manage to live without them! ; ) Good old days!

☆Couch Potato

昨日は、Cable TVのMystery Channelで、COLUMBO(刑事コロンボ)の連続放映! そう思えば、高校ー大学時代、NHKで放映されていて、いつも土曜日の夜、夕食後、亡父とみていました。中間期末テストや受験の時も、さあ、勉強せねば〜と部屋にこもろうとしたら、いつも、”ゆり〜、コロンボ始まるぞ〜! 早く来ないとわけわからなくなるぞ〜!” と、父から誘惑が… と、いうわけで、何があっても見ていました。(笑)  ヨレヨレのトレンチコートにオンボロ車…親しみやすいコロンボ刑事の、シャープな展開が大好きでした。カリフォルニアの青い空、豪邸、豪華なキャスト、庶民的な行きつけのメキシカンレストラン、いつ、見ても、新鮮です。 何度も再放送を見たのに、また、見てしまいました。 新シリーズより、父と見ていたオリジナルシリーズの方が、好きです(^^) 昨日は、予定していた事がキャンセルになり、久〜しぶりに家でゆっくり…”Couch Potato”になってしまいました(>_<) B3DE7889-4915-4725-B6A5-8DE7C9D35B3B
00C0C87A-784D-4A7B-8B96-5085F9E0CEEC

☆Quarantine (検疫)

“Quarantine (検疫、40)”
新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されています。潜伏期間の2週間は豪華客船から下船ができない厳しい状況下、Quarantine(検疫)の語源を思い起こしました。 事態が早急に収束することを祈ります。

“英語のquarantineは、イタリア語のヴェネツィア方言quarantenaおよびquaranta giorni (40日間の意)を語源としている。これは1347年の黒死病大流行以来、疫病がオリエントから来た船より広がることに気づいたヴェネツィア共和国当局では、船内に感染者がいないことを確認するため、疫病の潜伏期間に等しい40日の間、疑わしい船をヴェネツィアやラグーサ港外に強制的に停泊させるという法律があったためである。日本でも、コレラ患者のいる船を40日間沖に留め置く「コレラ船」という言葉があり、夏の季語となっていた[1]。”

“The word “quarantine” originates from the Venetian dialect form of the Italian quaranta giorni, meaning ‘forty days’. This is due to the 40-day isolation of ships and people before entering the city-state of Ragusa (modern Dubrovnik, Croatia).[11] This was practiced as a measure of disease prevention related to the Black Death. Between 1348 and 1359, the Black Death wiped out an estimated 30% of Europe’s population, and a significant percentage of Asia’s population. The original document from 1377, which is kept in the Archives of Dubrovnik, states that before entering the city, newcomers had to spend 30 days (a trentine) in a restricted place (originally nearby islands) waiting to see whether the symptoms of Black Death would develop. In 1448, the Venetian Senate prolonged the waiting period to 40 days, thus giving birth to the term quarantine.[12] The forty-day quarantine proved to be an effective formula for handling outbreaks of the plague. “

944395B0-45FF-429E-8F77-A68A4A742606

☆Candy Stripers(Hospital Volunteer)

“キャンディ・ストライパー“をググッてみました。
◆病院でボランティアとして働く看護助手のこと。
◆語源: ユニホームが赤と白の縞模様(キャンディーの包装紙のようなデザイン)であることから。

JETS Academyから、英語ボランティアを派遣させていただいている神戸海星病院でも、赤と白のエプロンを装着する事が義務付けられています。 皆さんに、どこにボランティアがいるのかわかりやいです。そして、とてもかわいいです(^^)
FA33EB69-6AF9-4788-8640-3C84AB892FB8
E7A8F3A1-568F-477C-B967-96EF35FD45B5