カテゴリー別アーカイブ: 英語で一日一言

☆Investment

昨日、学校の近所にある証券会社の若〜い営業マンが、チラシを持って、突如、営業活動に… あちこち、まわっているようで、大変そうでした。名刺を差し出しながら、”どんな投資をお望みですか?”と、慣れない事をいきなり聞かれ… 思わず”ローリスク、ハイリターン”と、一言… なかなかないそうです(笑) ついでに、最近の経済動向について質問。勉強になりました。

I had an unexpected visit by a young financial advisor from a branch office of a securities company in my school’s neighborhood. He seemed to be desperately seeking new clients while distributing his business cards and promotional materials. Showing his information package, he asked me, “What kind of investment are you interested in?” I answered, simply, “Low (or no) risk with a high return. “ He looked challenged…. I asked him about the current global market situation. It turned out to be a productive meeting.(^^)

☆Omicron variant

新型コロナ感染/ワクチン/抗体検査などに関するデータで知りたい事。 最近、何について知りたかったのかすぐ忘れてしまうのでメモってみました。(^^)
1) 新感染者数に占めるワクチン接種者数
2) 抗体検査: ワクチンによる抗体なのか、感染による抗体なのか判断できるのか?
3)オミクロン株: ワクチンを接種していれば重症化を防げるとの事だが、重症者の中に占めるワクチン接種者数。 (ワクチンを摂取していない人にとっても、重症化しにくい変異株である事の根拠)

In terms of Covid-19 (Omicron variant related) data, I would like to know more, for example:
1. The percentage vaccinated individuals infected (vs. unvaccinated) in the total count.
2. Whether a positive result on anti-body tests indicates a history of vaccination or infection.
3. It is understood that the Omicron variant is less likely to cause serious (life-threatening) illness. I would like to know the number of Covid (Omicron variant)cases requiring hospitalization among the vaccinated vs. unvaccinated. Is Omicron a milder variant even among the unvaccinated?

☆Weak Yen (円安)

円安は、輸出業者にはGood Newsですが、輸入業者にはBad News. いつも、新聞記事からは、Good NewsかBad Newsか、判断しがたく… が、このまま、円安が進み、日本の賃金も、国際的に安い水準になるのであれば、海外に生産基地を移さないで、国内の労働力を有効活用し、産業の空洞化を防ぐ事ができるのではないかと、ふと、思いました。

A “weak Yen” is good news for exporters, but bad news for importers; and a “strong Yen” is the opposite. It can be a very tricky subject of conversation among certain circles. In view of the fact that the Japanese Yen continues to weaken, thus lowering the cost of Japanese labor relative to other labor markets, it makes sense to retain a significant manufacturing base in-country. In this way Japan will avoid a hollowed economy while maintaing a healthy rate of employment for the middle class.
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☆NY通信 “Flash Mob Robbery”

NY通信、最新号が届きました!
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BEIGO Watch 米語 Watch [218] : Flash Mob Robbery  
各位、  今日はアメリカ人の友人たちとテニスをしました。ウィンター・スポーツが不得手なので、インドア・テニスが冬の大事な運動です。 昨年の冬はマスクを付けてプレーするよう言われて、メガネが曇って苦労しました。 今年は今の所、プレー中はマスクなしで助かっています。 「米語Watch」をお送りします。 読んでいただいてありがとうございます。 いつでも、楽しいメッセージをお寄せくださ-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)-
Flash Mob Robbery 突発的集団強盗  最近カリフォルニア州などを中心に大きな問題になっているのが、Flash Mob Robberyという新手の集団強盗です。集団強盗は組織的かつ計画的にやるものだと思われますが、Flash Mob Robberyでは、SNSを介して突発的に強盗団が結成されます。(元々Flash Mob とは、一団の人々が街のどこかに一斉に集まって、周りを驚かすダンスなどのパフォーマンスをすることです。)  その手口は、集団で一斉に宝飾店、高級服飾店やデパートに押し入り、棚を打ちこわし、瞬く間に商品をかっさらうもので、 Smash-and-Grab と呼ばれます。 サンフランシスコ、ロサンゼルスなど各地で被害が広がっています。  コロナ禍の長期化によって生じた犯罪の増加の一方で、予算削減の中で警察による十分な保安体制が敷かれてないという現実がFlash Mob Robberyを引き起こすと言われます。小売業界からは、集団強盗についての重罰化、ネット上での盗品の販売規制などを求める声が上がっていますが、有効な対策は簡単には出てきそうにありません。オンライン・ショップとの戦いで必死に生き残ろうとする実店舗が、新たな困難に直面するのは、残念なことです。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆Pitter patter

“Pitter patter”
メリーポピンズや、Jazzの”On the Sunny Side of the Street”などで同じみの”pitter patter” or “pitter pat”. ハラハラ、ドキドキ、雨の音などをあらわすオノマトペ。そう思えは、日本語には、オノマトペが多く、”サクサク” “ネバネバ” シーンとした静けさなど、翻訳者の苦労が語られていた事を思い出しました。英語のオノマトペについて調べてみました。

https://foreignlang.ecc.co.jp/know/k00103d/

☆NY通信

NY通信、新年号が届きました!
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各位、
新年おめでとうございます。
我が家の裏庭の温度計は 55度F(13度C)を指して、暖かいお正月です。
朝食に近くの日本食品店で買ったおせち料理を食べました。 おとその代わりにお酒の熱燗です。 2022年が皆様にとって良い年でありますように。
「週刊NY生活」新年号に掲載した「米語Watchで振り返る2021年」をお送りいたします。 楽しいメッセージをお待ちしています。

(日本在住の皆さまへのお知らせ)
日本時間1月6日(木)、NHKの朝のラジオ・ニュース番組 「三宅民夫のマイあさ!」で、ニューヨークから、米語Watchをベースとするお話をします。 ご興味があればお聞きください。 8時6分ごろからの「ワールドアイ」 にて、8分間ほどです。

米語Watchで振り返る2021年
新年を迎え、コラム「米語Watch」で取り上げた言葉(太字で示す)で2021年を振り返ります。

アメリカ46代目大統領ジョー・バイデン氏は、選挙後の勝利演説でRestore the Soul of America(アメリカの魂を取り戻す)を宣明しました。2021年は、「すべての人に 平等の機会が与えられる、良識と民主主義の社会を目指す」ことから始まるはずだったのです。 しかし、新年のほろ酔い気分がまだ残る1月6日、アメリカは歴史上の大きな汚点となる日を迎えました。首都ワシントンでのCapitol Riot (米議会暴動)です。 トランプ氏は自分の大統領選での敗北を認めず、彼の支持者がRioters(暴徒)と化しバイデン氏の新大統領就任を認定する議事を、暴力で妨害したのです。良識と民主主義は大きく傷つきました。

その混乱のもと船出したバイデン政権は、トランプ路線を否定することから始まりました。前政権が脱退した地球温暖化対策の枠組みパリ協定への復帰を発表したのです。 新政権が気候変動対策を内政・外交の最重要な柱と位置付けたことは特記に値します。 また、新政権はDreamers(子供のころに連れて来られた不法移民)を保護する政策をはじめとして、移民政策の転換を図るための Pathway to Citizenship(不法移民のための市民権への道筋)を打ち出し、トランプ路線からの脱却を明確にしました。

しかし、この一年の間、移民対策、銃規制や警察改革といったバイデン政権が掲げる主要政策は目に見える成果をあげることはできませんでした。上院で半数の議席を有する野党共和党の強い抵抗があったからです。 2020年には4万5千人が銃により亡くなったにもかかわらず銃規制は進まず、Ghost Gun (追跡できない手作り銃)を登録することを義務付けるという限定的なものに止まりました。 No-knock Raid (急襲捜査)で黒人女性が不当に殺されたり、黒人男性が警官の膝に押し付けられて死亡した事件を契機として、Blue Wall of Silence (警察仲間の沈黙のかばい合い) に象徴される警察を、市民の視点で改革しようという試みも、急進派の主張 Defund the Police!(警察に予算をつけるな!)が逆効果となり頓挫しました。

バイデン政権の支持率が下がる中、与党民主党はインフラ予算成立に全力を尽くしました。1.2兆ドルを超える、道路、鉄道、水道、エネルギーなどの物的インフラ予算は、半年をかけて共和党の一部からも支持を取り付け成立しました。 これから年末にかけて、 2兆ドルにも上る歴史的なHuman Infrastructure (人的インフラ)の成立にバイデン政権は邁進するでしょう。 この 医療、介護、住宅、無償教育や子ども手当の充実など 弱者を支援するため、加えて、環境をみすえたエネルギー政策を推進するための基本綱領 Build Back Better (米国をより良い国へ立て直す)法案が、どのように決 着するのか・・・これは新年2022年にせまる中間選挙の命運を決定するかもしれません。

2021年もアメリカにおける新型コロナによるパンデミックは、衰えを見せませんでした。 ワクチンにより、死亡者の数は多少減少しましたが、感染者の総数は5000万人以上に及び、 死者の総計は80万人に達しようとしています。 新しいオミクロン株も心配されます。 その中で、回復後も長く続くコロナ後遺症(Long Covid)で苦しむ人(LongーHauler)が大勢いることが明らかになり、医療機関が対応を迫られています。 後遺症にかかった人の約3割に神経・精神面での障害があるようで、その中でも、Brain Fogが大きい問題になっています。これは、頭に霧がかかったように思考・記憶ちからが落ちることで、体力が回復しても、仕事や生活に何ヶ月も悪影響を及ぼすのです。

バイデン大統領は、Unvaccinated (ワクチン未接種者)を減らすべく、連邦政府職員および従業員100人超の企業にVaccine Mandate(ワクチン義務化)を宣言しました。 ニューヨーク市は、レストラン屋内での食事、加えて公立学校の教職員へのワクチン接種証明を義務付けました。しかし、 アメリカでは、Vaccine Hesitancy(ワクチンへのためらい)現象が大きい壁として立ち塞がっています。 いくつかの州では、ワクチン義務化に反対する知事がおり、バイデン政権を提訴しています。国の分断によりパンデミックが政治化され、ワクチンの普及を阻害しているのは残念なことです。 

パンデミックは仕事場にも大きな影響を与えました。リモート通勤が主体になったところも多くあります。その中で自分の人生や仕事を見直す動きが顕著となり、毎つき、何百万人が自ら仕事を辞めるGreat Resignation(大辞職現象 )が起きていて、アメリカ社会はその対応に苦慮しています。

新年はどのような年になるでしょうか。 ワクチンが広く普及し、新しい飲み薬が効果をあげて、コロナが収束しますように、そして経済が回復して、生活に困る人々が一人でも減りますように! そう祈るのみです。

(旦 英夫 ニューヨーク州弁護士 12/20/2021記) 

☆おみくじ

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2022年
若かりしころは、気ままに、好きな事をしながら、穏やかに過ごす老後を夢みていましたが…. 年を重ねるごとに……. 周りが笑顔でいない限り、幸せになれないんだという事を痛感し…. これから、残された人生、何ができるのかな〜と、考えるようになり… 最近、”子ども食堂”で、色々な活動をしている友人が、生き生きとしている姿なども見て… “話を聞き、サンドバッグになるだけでも、意味があるように感じたよ..”と、お話しを聞き…. 気づいたら、大切な誰かのために、クラウドファンディングを使ったプロジェクトを立ち上げようとしている自分が… 非営利団体にすべきか… 慣れない事に、戸惑い、悩みながら、一歩、踏み出せる一年になりますように… 気づいたら、周りの友人/家族が、込み入った話を聞き役のサンドバッグになっていました(^^;) とりあえず、おみくじに励まされました。 久〜〜〜しぶりの大吉でした! 2022年が素晴らしい一年でありますように!

Happy New Year!
When I was younger, I dreamed of retiring and spending time doing the things I enjoy. But now, as I approach retirement age, I realize that one can never be happy if some people you know are struggling with financial/social/physical/psychological difficulty … And so I have begun exploring ways in which to help in this next stage of my life. Coincidentally, a friend of mine volunteering at “こども食堂 (a children’s restaurant designed for the children of families in financial difficulty) said to me “Although I feel powerless, I found it meaningful to listen to their stories (and serving as a sandbag sometimes…“)
Deeply moved I now find myself actively involved in a welfare project launched by a special someone. We are assembling petitions for “crowdfunding”, studying procedures for establishing a non-profit organization (and all that entails), and hoping we can move forward with even a very small step this year. (I am beginning to realize that my family has always been my personal sandbag, listening patiently as I recounted the details of my complicated working life.(^^;)
Encouraged by an “excellent luck” slip I got for the first time in many years at the shrine on New Year’s Day, I sincerely hope that this year will turn out to be an excellent year!! Wishing you and your family an excellent 2022!!

☆NY通信 “Shrinkflation”

NY通信最新号が届きました!
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各位、  アメリカにおいて最近の物価の上昇は異常です。 レストランの食事もびっくりするほど高くなってきました。 日本ではどうでしょうね?  2021年最後のコラム「米語Watch」をお送りします。 読んでいただいてありがとうございました。 いつでも、楽しいメッセージをお寄せください  

米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Shrinkflation 「目減り」インフレ  日本食品店でいつものすき焼き用の肉を買ってきました。 パッケージの値札はいつもの19ドル。でも何か感触が違います。軽い! よく見るとポンドあたりの単価は3ドルも高い・・・これが今話題のShrinkflation かと気づきます。Shrinkは縮む、flationはInflationです。  米労働省の発表によると、11月の前年比インフレ率は6.8%を超えました。パンデミックによるサプライチェーンの問題とか労働賃金の高騰とかいろいろな理由が言われています。 食料品や家庭用品などの急激な値上がりが、家計を直撃しています。 商品の値札は変わらないけど、よくよく見るとShrinkflation。 洗剤もコーヒー缶もパンも化粧品もそしてトイレットペーパーも・・・だまされたと怒る消費者もいますが、量を減らしても値段をそのままにする方が、買う人も手が出しやすいと供給サイドは反論(?)します。これは昔からある苦肉の策なのでしょう。   バイデン政権はインフレ対策に躍起ですが、パンデミックが収束するまではこの傾向が続くという見方が大半です。それならこの際、すき焼きの肉もご飯も減らして体重「目減り」をめざしますか、健康のため・・・ (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆読書の秋

読書の秋
先日、ニュースを見ていて、日本の平均賃金が先進国の中でもかなり低くなっている事に憤りを感じました。日本には、世界を代表する企業/技術がたくさん集積しているのに、人口の大半を占める中間層の生活が年々厳しくなっているのは、何故か? 富の分配がフェアーになされているのか? 国民の毎日の生活が厳しい状態にある事にもかかわらず、政府は2%のインフレ政策を試みてみたり… 今年の読書の秋は、この2冊の本を中古で買って(笑)読んでみました。とても、考えさせられました。

According to a recent news program, the middle class in Japan, numerically the largest portion of workers, is reported to have one of the lowest average wages among developed countries in the world. Despite Japan’s wealth of companies/technologies, it is becoming increasingly difficult for middle class families in Japan to make ends meet. Is this due to unfair distribution of income among the social classes? Given the circumstances, recent government measures designed to grow the economy by 2% (inflation) make no sense unless serious efforts are also made to strenghen the purchasing power of the middle class. Otherwise, this fall was perfect for reading (読書の秋). Very enjoyable!

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☆NY通信 Critical Race Theory

NY通信、最新号が届きました!

米語 Watch [216] : Critical Race Theory  各位、  マンハッタンの五番街は恒例のクリスマス・ツリーを見る人々で賑やかです。パンデミックを心配しながらも、今年は皆でクリスマスを祝いたいというのがアメリカ人の気持ちです。 それは日本でも同じでしょうね。 コラム「米語Watch」をお送りします。 -米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)-

Critical Race Theory 歴史的枠組みに基づく批判的人種論  米国の分断された社会に繰り広げられる 、進歩派と保守派の間のCulture War(文化戦争)において、象徴的な意味を持つ言葉がCritical Race Theory(略してCRT、批判的人種論)です。 CRTは、1970年代に端を発する論考で、今なお続く白人による黒人への差別は個人的な偏見から来るというより、歴史的な社会構造・枠組みの所産であるとする考えを強調します。  これを受けて民主党を中心とする進歩派は、奴隷制の始まりや展開、解放後の黒人に対する差別的な制度などの歴史的事実を、米史の負の側面として子供達に正確に教えることが重要と考えます。 一方、共和党を代表する保守派の論客は、そのようなCRTは歴史を不当に扱うものであり、子供達(特に白人の)に不快な感情を抱かせるだけでなく、人種間の対立をあおるプログラムだと、主張します。その主張は白人の親たちに支持され、南部を中心にいくつかの州では、CRTやそれに準拠する授業を禁止する法律を成立させました。  このCRTについての教育論争が、民主党と共和党の熾烈な政治の戦いに持ち込まれ、来年に迫る中間選挙に大きな影響と与えると見られています。 今、Critical Race Theoryは米国の分断を理解するためのキーワードの一つになって来ました。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)