☆NY通信  “Seditious Conspiracy”

NY通信、最新号が届きました!
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各位、  冬季オリンピックをテレビで楽しんでいます。皆さんはいかがですか? 選手たちが長い間頑張って身につけた技の数々を、見ることができるのは素晴らしいですね。 彼らがパンデミックや政治の影響を受けることなく、実力を発揮できることを願わざるを得ません。 「米語Watch」をお送りします。 読んでいただいてありがとうございます。 

米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Seditious Conspiracy  暴動扇動共謀罪  昨年1月に首都ワシントンで起きた議会暴動について、司法当局は、極右団体Oath Keepers のメンバー11人を Seditious Conspiracyの容疑で 訴追しました。 Seditious はSedition(反政府暴動扇動罪)の形容詞、Conspiracyとは犯罪の共同謀議を意味します。  暴徒が連邦議事堂に乱入し、バイデン氏の大統領就任を認定する議事を妨害したこの事件では、不法侵入、器物損壊や暴行などの疑いで既に700人以上が起訴されています。 しかし、最長で20年の刑期が課せられる重罪、Seditious Conspiracyでの訴追は初めてで、重大な進展です。 これは、前大統領トランプ氏とその側近が、この議会暴動を扇動したかどうかが追及される可能性を示すと見られているからです。   本件を立法府の立場から調査している下院特別委員会は、最高裁の裁可を得て、トランプ氏が開示を拒否したホワイト・ハウスの関係書類を入手し精査中です。 同委員会はトランプ氏の長女でアドバイザーだったイヴァンカ氏等に対しても証言を求める書簡を出しています。 司法当局の捜査そして委員会の調査が、トランプ氏やその周辺をSeditious Conspiracyで訴追するに至るのか、法的にも政治的にも緊迫した状況が続きそうです。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆英会話サロン w/Stephen Articles(2022/02/08-09)

Tuesday morning: “Feminine items”; next “Japanese words liked by
internet kids”.

Tuesday evening: “Japanese words liked by internet kids”.

Wednesday 10am: “Unnecessary products” from SHAVING RAZORS; next
“Feminine items”.

Wednesday 11:30am “Feminine Items”.

Feminine items 5
Japanese words and phrases the internet thinks English speakers would find useful. 2
Unnecessary Products 5

☆Electric Vehicles

Electric Vehicle(電気自動車)

EV化が進む中、気になる事があり、メモっておきました。

1. 化石燃料など従来のエネルギーを利用して発電している限り、資源枯渇問題/CO2削減(脱炭素)の根本的な解決策にはならない。
2. 日本の自動車メーカーは、EV化に出遅れた感があるが、それは、メーカー側が産業構造に及ぼす、社会経済的マイナス効果(ジャストタイムインシステム/カンバンシステムを支えてきた多くの下請け企業が直面する失業問題など)を懸念していることにも起因する。
3. 多様性は力なり。 電気のみならず、ハイブリッド/ソーラーなど、色々な代替エネルギーを駆使した車の開発を、今後も続けてほしい。

色々とリサーチしながら、下請け企業の将来の事なども考えて慎重に動く日本企業の姿がみえてきました。利益、合理化、国際競争で厳しい選択を強いられる状況下、環境/経済にとってベストな答えを見つけて欲しいと思いました。

Electric Vehicles
The rapid shift from gasoline-powered vehicles to EVs (Electric Vehicles) on a global scale makes me ponder:

1. As long as fossil fuels are used to generate electricity, the problem of natural resource depletion remains, and CO2 emissions will continue to rise.
2. Initially, Japanese automakers seemed rather reluctant to be “fully” committed to entering the EV market. It has been reported that they are concerned about the significant socio-economic impact this shift may take on the auto industry (a driving force of the Japanese economy). For example, there is the issue of many engine parts developers/suppliers who played important roles in “Just-in Time” (Kanban) system finding themselves out of business.
3. Diversity is strength. I think it is necessary to develop not only EVs but also other environmentally-friendly vehicles like hybrid/solar/etc. It is dangerous to rely solely on electricity.

According to some leading economists, Toyota has been particularly prudent in proceeding with the shift to EV with their loyal subsidiaries in mind ; these small- and medium subsidiary companies (including a significant number of engine parts suppliers) were indispensable to the company and the Japanese economy as a whole. I sincerely hope that automakers will find a healthy path to survival and continue to flourish in this unprecedentedly competitive and unpredictable market.

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(出典: ダイアモンドオンライン)

☆英会話サロン  w/Stephen (2022/02/01-02)

Materials for this week are as follows:

Tuesday morning: “Feminine items”; next “Japanese words liked by
internet kids”.

Tuesday evening: “Feminine items”; next “Japanese words liked by
internet kids”.

Wednesday 10am: “Unnecessary products” from TOOTHPASTE; next “Feminine
items”.

Wednesday 11:30am “Unnecessary products”.

Unnecessary Products 5

Feminine items 5

Japanese words and phrases the internet thinks English speakers would find useful. 2

☆NY通信 “Whataboutism”

NY通信、最新号が届きました!

Whataboutism…
“そっちこそどうなんだ” “そんな事を言うあなただって…”論法ですね。
時々、我が家でも…(笑)
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各位、  今日は運動不足解消のため、近くの砂浜へジョギングに行きました。でもあまりに寒くて1キロくらいで退散しました。 今年のニューヨークは雪は少ないですが、寒さはこたえます。 「米語Watch」をお送りします。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 

-米語Watch(朝日Weeklyおよび週刊NY生活紙に連載中)- Whataboutism 「あれは、どうなの?」式反論  ウクライナをめぐる米露の対立、人権問題や台湾をめぐる米中のせめぎあい、2022年に入り国際的な緊張がますます高まっています。その報道の中で、Whataboutismという言葉をよく目にします。 Whataboutismとは、相手の質問に対して直接答える代わりに、’What about・・・?” つまり「それなら、あれはどうなのか?」という反論をして、論理をすり替えるIsm (やり方)のことです。  中国の高官が、新疆での人権問題をアメリカの外交官に批判された時、それではアメリカでの人種差別はどうなのかと反論しました。 アメリカのメディアによれば、ロシアのプーチン大統領は、Whataboutismの名手で、記者会見でのロシア批判に対しては、論点をずらしたり関係ない事柄を持ち出して、巧みな弁解と反撃を展開するそうです。  Whataboutismはもともと英国で生まれた言葉ですが、最近は分断されたアメリカ国内でひんぱんに使われる表現となったのは、非常に残念なことです。 国と国、または個人同士の対立の中、批判をそらさず、堂々とした反論で賢明な合意・妥協を達成する姿勢を示してほしいですね。 (旦 英夫 ニューヨーク州弁護士)

☆ホタルの光

先日、学校のイベントなどでいつもお世話になっているギターリスト、木村モモさんのオープンライブ(@ACTA西宮北口)に行きました。クラシック/ポップス/映画音楽などなど, 釘付けになってしまいました。   蛍の光…素晴らしいアレンジ/演奏に感動しました!
https://youtu.be/tmlA0NppfT0

“蛍の光”(スコットランド民謡)について、調べてみました。
http://www.worldfolksong.com/sp/songbook/scotland/hotaru-hikari.html

この歌を聞くと、映画”恋人たちの予感 “When Harry Met Sally”(1989)で, Harryが、”この歌の真意がやっぱり分からない”と, また、ウンチクしてしまう最後のプロポーズのシーンが、いつも思い出され…(笑) 楽しい映画でした!

https://youtu.be/2zftJI_zzYY

☆Investment

昨日、学校の近所にある証券会社の若〜い営業マンが、チラシを持って、突如、営業活動に… あちこち、まわっているようで、大変そうでした。名刺を差し出しながら、”どんな投資をお望みですか?”と、慣れない事をいきなり聞かれ… 思わず”ローリスク、ハイリターン”と、一言… なかなかないそうです(笑) ついでに、最近の経済動向について質問。勉強になりました。

I had an unexpected visit by a young financial advisor from a branch office of a securities company in my school’s neighborhood. He seemed to be desperately seeking new clients while distributing his business cards and promotional materials. Showing his information package, he asked me, “What kind of investment are you interested in?” I answered, simply, “Low (or no) risk with a high return. “ He looked challenged…. I asked him about the current global market situation. It turned out to be a productive meeting.(^^)